独学でプログラミングの勉強をするなら知っておきたいテクニック
入門書を買ってきて独学でプログラミングの勉強する方法について解説します。
買ってきた本を読むだけでは、効果的な勉強にはなりません。
私自身、次から次へと新しい本を買ってきては読んでいたのですが、あまりコーディングスキルが上がりませんでした。上達を感じたのは下記の方法で勉強するようになってから。
独学するなら、無駄に本ばかり買ってしまう前に参考にしてみてください。
サンプルコード解読
プログラミング言語の入門書、参考書にはサンプルコードがついています。
まずは、このサンプルコードを使って勉強します。
入門書に掲載されている通りに自分で入力してみる必要なんてありません。
そんな根性論的で非効率な勉強は無用です。
コピーして使えるデジタルデータを利用しましょう。
(入門書を選ぶときには、デジタルデータが使えるかをチェック)
デジタルデータが準備できたら、最初にすべきは解読です。
1行ずつサンプルコードの意味を解析してみましょう。
この行ではこんな処理をしている。といった理解ができればOK。
最初は意味のわからない行がいくつかあっても気にしないようにします。
まずは、どこでどんなことをしているのか(全体の流れ)を把握することが大切。
最初からすべてを完璧に理解しようとすると挫折しがちです。
だいたい理解できればOK。
そのぐらいの感覚が独学では必要です。
サンプルコード変更
サンプルコードがだいたい理解できたら、次にコードの一部を変更してみます。
例えば、解析で理解できた行の一部の数値を変えてみるとか。
ひとつ変えたら動かしてみます。
想定通りに結果が変わったかを確認。
このくり返しです。一度にいくつも変えてしまうと、動かなかったとき(エラーとなったとき)にどこが間違っているのかが判別しにくくなってしまいます。
まずは、ひとつずつ変えて実行してみてください。
慣れてきたら、解析のときに意味がわからなかった行にチャレンジ。
意味がわからない行でも何かの数値を変えて実行してみると結果が変わるはずです。
その結果から、どんな意味だったかが理解できるようになります。
こうしたことがあるので、解析の段階は「だいたいわかればOK」というわけです。
ただし、コードを削除するときはあとで元に戻せるようにしておきましょう。
そうしておかないと、全然動かなくなってしまった…となるだけです。
デバックスキルが身につく
このサンプルコード変更を続けることで、デバッグスキルが身につきます。
デバッグとはバグ(障害)を取り除く作業のことです。
障害を取り除くには、コードを解析することがさけられません。
サンプルコード解析と変更で自然とデバッグ手法は身につきます。
自分なりのデバッグ方法を身に着けておくことはプログラマとして必須。
ただし、ゼロからコードを組むのは初心者にはハードルが高いものです。
また、初心者が組むコードは量も多くありません。
このため、サンプルコードで試すのが役立つというわけです。
プログラマとしての最初の仕事は、既存システムの修正となることが少なくありません。
サンプルコードの解析、変更はこうしたときにも役に立ちます。
入門書で勉強しておくことをオススメします。
機能追加
コードの変更になれたら、新たな機能を追加してみましょう。
自分で考えた新たな機能を追加するといわけです。
- どんな機能を追加するか?
- どんなコードをどこにかけば良いのか?
これは本格的なプログラミングの勉強となります。
最初から複雑な機能を追加する必要はありません。
まずはシンプルな機能から。
別のサンプルコードにある機能をコピーして、持ってきてもOKです。
追加するコードをどこに書けばいいかを調べるだけでも勉強になります。
追加したら、実行して結果を確認してみます。
シンプルな機能追加が成功したら、徐々に複雑な機能に。まったくゼロからプログラムを組むよりも、このようにサンプルコードに追加していくほうが独学では効率的に勉強できます。
参考にしてみてください。
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