プログラマーとして何歳まで働けるのかをデータで検証
プログラマーというと働いている人の年齢層が若いイメージがあるかもしれませんが、意外と40歳過ぎでもプログラマーとして働いている人もいます。
何歳まで働けるか?という質問に対しては、極端な例を出せば、「何歳まででも」というのが正解です。ただ、実際はこのぐらいの年齢までというラインがあるはずです。
そこで、プログラマーとして働いている人の年齢層を調べてみました。
元データとしたのは厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(平成29年)」。
賃金を調べる全国規模の調査ですが、データの中に年齢層別の対象人数がありました。
プログラマーとして調査対象となったのは男性約7.8万人、女性約1.5万人。
男女別に年齢層ごとの人数を集計した結果が下記となります。
プログラマーの年齢層:男性は20代が49%、女性は20代が60%


(出所:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(平成29年)」をもとに作成)
男性の場合、プログラマーで最も多い年齢層は25歳〜29歳で全体の28.2%。
20歳〜24歳が20.6%なので、20代だけで全体の半数近い48.8%となります。
30歳以降は年齢ごとに減っていく傾向にあり、40歳以上のプログラマーの割合は全体の18.3%。5人に1人いるかいないかといったところです。
女性の場合は、年齢層として最もい多いのは20歳〜24歳で全体の35.3%。
25歳〜29歳が25.1%なので、20代だけで全体の6割近い60.4%となります。
男性と比べると、この年齢層が突出しているのがわかりますね。
また、40代以上の割合が男性よりも高いのも女性の特徴。
40歳以上の女性プログラマーの割合は、全体の20.3%と男性より高くなっています。
システムエンジニアの年齢層は?
プログラマーと比較されることが多い、システムエンジニアの年齢層も同様に調べてみました。


(出所:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(平成29年)」をもとに作成)
システムエンジニア(SE)の場合、最も多い年齢層が男女ともプログラマーの場合よりもひとつ上になっています(男性SE:30歳〜34歳、女性SE:25歳〜29歳)。
また、男女とも各年齢層間の差がプログラマーのときほど大きくありません。これはどの年齢層にもシステムエンジニアとして働いている人が一定数いることを示しています。
プログラマーとして働ける年齢層は…
こうしてみるとプログラマーとして働いているメインの年齢層は20代だとわかります。
「プログラマー30歳定年説」はこのあたりが根拠なのかもしれません。
確かに、30歳を過ぎた頃が、キャリアチェンジするか、そのまま働き続けるかの分岐点。
ただ、40歳を過ぎてもプログラマーとして働いている人もいます。
「何歳までしか働けない」なんてことはさなそうです。
関連ページ
- プログラミングだけじゃないプログラマーの仕事
- プログラミングだけじゃないプログラマーの仕事内容を解説。会社員として企業に勤めているプログラマーの仕事は、プログラミングだけではありません。プログラムを組む以外にプログラマーがどんな仕事をしているのかを紹介したいと思います。
- プログラマーとシステムエンジニアの違いは?
- プログラマーとシステムエンジニアの仕事の違いについて解説。会社によってどこまでをプログラマーの仕事とし、どこまでをシステムエンジニアの仕事とするかは異なります。ここではシステムエンジニア(SE)の仕事とされることが多いものをピックアップしました。
- プログラマーの平均的な収入はどのぐらい?
- 年間で何億円も稼ぐプログラマーがいないことはありませんが、あくまでごく一部のスターだけ。平均的なプログラマーの収入ってどのぐらいなのでしょうか?かつてはプログラマーは3K(きつい、きたない、給料安い)と言われたこともありますが、最近はどうなのでしょうか。最新の全国調査で調べてみました。